【感想・ネタバレ】建築士・音無薫子の設計ノート あなたの人生、リノベーションします。 作:逢上央士      

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あなたの人生、リノベーション(修復・再生)します。

産後クライシス(?)で妻子に出て行かれた男性、サモエドと暮らす老夫婦、自宅カフェ開業を考える二人の主婦・・・

音無建築事務所には、今日もさまざまなワケありクライアントが訪れる。

天才的な観察眼を持つ音無薫子(おとなしかおるこ)は、彼ら自身も気付いていない真の問題に、建築士として切り込んでいく。

「あなたに必要なのはリフォームではなく、リノベーションです」

個性的な面々が織り成す、大人気”建築”ミステリー第2弾!

※ウラ表紙より抜粋

以下、ネタバレ含みます。

ストーリー

本作は4部構成です。

1,家族の枠組み、その中身
奥さんと子どもに出て行かれた男の妻と子どもの真意を探す話

2,巨大な犬小屋
子を持たない老夫婦、愛犬への思いを形つくる話

3、真似する隣家
依存、共存を考えるお話

4、居場所のない自由
自由と意思表示、コミュニケーションについてのお話

4つの案件でそれぞれ、抱える問題が違います。

4編は時系列になっており、物語の登場人物も4組のクライアントと接する中で成長、変化していきます。

「建築士・音無薫子の設計ノート~あなたの人生、リノベーションします。~」を終えた感想(ネタバレ含)

本屋で見かけて表紙が良く、気になりました。

裏表紙を読んで、シリーズ物の2作目ということで1作目を探したが無かった。

しかし、好きな感じの表紙だったので購入。

特に印象に残ったは最後の「居場所のない自由」でした。

問題が発生するのは他社の建築事務所でした。

営業・広報、設計デザイン、事務、インターン学生。

完全分業ゆえの摩擦がテーマになっていました。

仕事を分業すると、仕事の効率は良くなりますが、縦割りがハッキリする分一体感が失われます。

その結果、スタッフ間での溝が生じ、分裂を起こしてしまします。

それを修復するには結局、「話合うこと」でした。

役割も、年齢も、肩書も関係なく言葉できちんとコミュニケーションをとる。

現代でもとても大事なことだと思いました。

作中のインターン学生、「チュウ」が1部進む事に成長している感じが伝わってきて元気を貰えたような気がしました。

前作を読んでいなくとも楽しめましたが、前作を読んでいると楽しさが増す作品ですね。

前作も読んでみようと思います。

それでは失礼致しますm(__)m

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