【感想・ネタバレ】ひるね姫 作:神山健治

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心根ひとつで人は空でも飛べるー

昼寝が得意な女子高生の森川ココネは最近、同じ夢ばかり見ていた。

時は2020年、東京オリンピックの3日前。

岡山でともに暮らす父親が、突然警察に東京へ連行される。

ココネは父を助けようと、幼なじみのモリオと東京に向かうが、道中は夢の世界とリアルとをまたいだ不思議な旅になる。

それは彼女にとって”知らないワタシ”を見つける旅であった。

※ウラ表紙より抜粋

以下、ネタバレ含みます。

「ひるね姫」を読みを終えた感想(ネタバレ含)

舞台が岡山、香川、大阪と自分に縁のある場所が舞台とゆうことで購入しました。

内容は化学とファンタジーの融合。

車の自動運転、夢の世界、夢の世界のキャラクターと自分が入れ替わる、そんな世界の話でした。

登場人物は岡山を舞台にした童謡「桃太郎」を意識した名前が多いです。

父親はモモタロー、モモタローの友人は雉田だったり当て字が多いですし、後々伏線です。

主人公・森川ココネはとにかくよく睡魔に襲われ眠ってしまいます。

眠っている間は夢の世界のお姫様になっています。

途中から、夢の世界と現実世界がリンクし夢の中での移動が現実でも起きたりして、夢と現実がごちゃごちゃになりながら物語は進みます。

物語をまとめると・・・

志島自動車は東京オリンピックに自動車運転を完成させたい。

しかし、オリンピック開催3日前に至っても完成していない。

完成させるには志島自動車会長の志島一心の娘である、イクミが所有していたオリジナルコードが必要である。

しかし、イクミは勘当されているし、ココネの父親であるモモタローとかけ落ちしその後事故死してしまう。

しかし、会長自身は娘が死んだことは知っていても、孫であるココネの存在は知らないし、オリジナルコードの事も知らなかった。

オリジナルコードの存在、ココネの存在を知っている、渡辺。

渡辺は自らがオリジナルコードを入手し、自動運転技術を完成させ自らの手柄にする事により会社の乗っ取りを画策。

志島自動車の社長である男と手を組み、警察を利用しながらオリジナルコードとココネを確保しよとする。

ココネは夢の世界の出来事と父親の助言から渡辺が敵であることしり逃げながらも、自らはオリジナルコードを携え、祖父である志島一心の元へ向かう。

道中、夢の世界の出来事が現実に影響を及ぼしたり、夢の世界はかつて父が自分に聴かせていた物語げベースであることに気付く。

夢の世界での主人公である姫は自分ではなく、母親であること。

ココネの名前の由来。

夢の世界でココネの母親のイクミは最後に”あなたが必要な時、ワタシは必ず戻ってくる”と言い残す。

物語は終盤になり、夢と現実が激しく混じり合い混沌としてくる。

志島一心は渡辺の策略を全て把握、ココネが孫であること分かる。

ココネとモモタローは志島自動車のビルの屋上から落下しそうになっている時、地上には自動運転で動いた、「S-193(バイク)」が。

S-193は「志島イクミ」。

家族の危機に母親は約束を守るように、自らの技術を残したバイクで危機を救う。

その後、オリジナルコードを渡辺の去った志島自動車に託し、志島自動車は自動運転の技術を完成させ東京オリンピックでのアピールに成功。

義父・一心と父親・モモタローの和解も成り、物語は舞台を東京から岡山に戻しココネはこの「冒険」をキッカケに世界の広がりを感じ、目標を見つけて物語は終り。

ストーリはこんな感じでした。

本作は車の自動運転など近未来の技術の要素などはありますが、かなりファンタジー要素が強いです。

また、現実世界と夢世界の表現は文章では表現が難しくイメージが掴みにくい印象でした。

映像を見るのが一番だと思いました。

気になる方は劇場へ!といった感じですが、小説版を読む限りあまり大人向きではないと思います。

岡山の児島、瀬戸大橋、高松空港などがどのように描かれているか気にはなりますが内容を知ってしまうとちょっと気後れしてしまいますね。

それでは失礼致しますm(__)m