【感想・ネタバレ】桜のような僕の恋人 作:宇山佳佑

きみを置いて、わたしだけ どんどん年老いてゆく。

美容室の美咲に恋をした晴人。

彼女に認めてもらいたい一心で、一度は諦めたカメラマンの夢を再び目指すことに。

そんな晴人に美咲も惹かれ、やがて二人は恋人同士になる。

しかし、幸せな時間は長くは続かなかった。

美咲は、人の何十倍もの早さで年老いる難病を発症してしまったのだった。

老婆になっていく姿を晴人にだけは見せたくないと悩む美咲・・・。

桜のように儚く美しい恋の物語。

以下、ネタバレ含みます。

桜のような僕の恋人のストーリー(ネタバレ含)

■第1章 春

本作の主人公・朝倉晴人(あさくらはると)

行きつけの美容室の担当スタイリスト・有明美咲(ありあけみさき)に恋している。

桜満開の4月、晴人は今日こそ、美咲をデートに誘おうと美容室に来ていた。

スタイリストとお客としての会話をする二人。

晴人はなかなかデートに誘えずにいた。

何気なくかけられた言葉に大きなリアクションを取ってしまった晴人。

予期せぬ動きのせいで、美咲は晴人の耳たぶを切り落としてしまう!!

さらっと手術が終わった晴人。

謝る美咲。

このタイミングで晴人は、美咲をお花見デートに誘ってしまう。

断れるはずもない、美咲だった。

美咲は晴人からみれば、おしとやかな女の子だったが、実はけっこう元気娘でしたw

最悪なタイミングでデートに誘われた美咲。

やはりあまり乗り気にはなれませんでした。

晴人のデートプランはことごとく上手くいかず。。。

デート中に元職場の同僚と出くわしてしまう。

晴人は、プロのカメラマンを名乗っていたが本当はレンタルビデオ店でアルバイトをしていた。

晴人はカメラマンになるべく上京したきたが、すぐに諦めて辞めてしまっていた。

嘘をついていたことを正直に話す晴人。

自分を職業で人を見るような人間だと思っていたことや、夢をすぐに投げ出したことに怒る美咲。

美咲に叱咤され、晴人は美咲に相応しい男になるべく決意を新たにする。

24歳の誕生日を迎えた美咲。

デート以降、連絡をよこさない晴人に少し不満!

自身の体調の悪さからそんな事も少し忘れかけていた。

そんな時、晴人から「一緒に食事でも」と連絡があった。

なんだかんだで食事の約束をする美咲だった。

約束の日、晴人はいきなり遅刻するw

しかし、遅刻して現れた晴人は以前と違って大人びた様子だった。

美咲に叱咤されてから、本当にまたカメラマンの元で働き始めていた。

その事に美咲は晴人を少し見直していた。

食事は高級そうなレストランだった。

会話は弾み、いい雰囲気。

晴人は遅ればせながら、美咲に誕生日プレゼントを渡す。

誕生日プレゼントは桜色のシザーケースだった。

お返しがしたいと美咲は晴人の髪を切ることにした。

晴人はシャンプーをしてもらいながら、美咲にまた夢に向かって頑張れるようになった事の感謝を告げる。

美咲を好きになってよかったと、ストレートに精一杯に伝える晴人。

その気持ちに心がガンガン揺れる美咲。

電車で別れる時、晴人に「あなたの事、ちゃんと考える」と告げる美咲だった。

2度目のデートが終わって、晴人はカメラマンのアシスタントの仕事を頑張っていた。

相変わらず、要領が悪く、先輩たちに迷惑をかけながらも頑張る晴人。

ふと、美咲から連絡があった。

3度めのデートである!

今回もバッチリ遅刻してしまう晴人。

美咲はいつもと違って少し緊張しているように見えた。

食事に行こうとする二人。

しかし、美咲は耐えられなくなったように突然晴人に話し出す。

「あなたの事を好きななりたいと思う」

晴人は美咲からOKの告白の返事を貰えて大はしゃぎw

幸せ絶頂の晴人。

いつまでも彼女といたいと願う晴人だった。

■第2章 夏

二人が付き合いはじめて、最初の夏が来た。

付き合いは順調だけど、奥手な晴人のせいなのか、付き合って1ヶ月が経っているのに二人はまだ手すら繋いでいなかった。

仕事も忙しく、体の倦怠感や白髪の増加などが気になっていたが、恋愛の楽しさと仕事の充実感がそれを忘れさせていた。

そんなある日、また高熱を出してしまう美咲。

心配して欲しい気持ちもあった美咲は晴人に連絡する。

しばらくして晴人から連絡を返してもらった美咲は、兄の貴司がいないタイミングを見計らって晴人にお見舞いがてら会いに来てもらう。

美咲の為に、好きなゼリーや栄養ドリンクをたくさん買ってきてくれた晴人。

すっぴんを誤魔化すためにマスクをしていた美咲。

晴人はすっぴんが見たいと美咲に懇願する。

晴人の必死の懇願に折れた美咲は、生涯で兄以外にはじめてすっぴんを男性に見せることにする。

すっぴんを見た晴人は「可愛いです」と正直に言う。

あまりの恥ずかしさに悶うる美咲。

仲良くしているところに、兄の貴司の帰宅。

けんもほろろに追い出される晴人。

窓を開ける美咲、窓の外から晴人は叫ぶ。

「元気になったら花火を見に行こう」

すぐに元気になろうと思う美咲だった。

数日後、兄の貴司は電話を受けていた。

電話の相手は遺伝疾患の専門医の神谷(かみや)。

先日の高熱の際、かかりつけの病院で診察を受けていた美咲。

かかりつけの病院から、念のため大学病院で診察してもらうように言われて訪れていた。

その大学病院からの電話だった。

神谷にから「妹さんの事で話したいことがある」と告げられる貴司。

両親を事故で亡くしている貴司は嫌な予感を感じずにはいられなかった。

悩んでいる彼は、恋人との花火の約束を楽しみにしている妹である美咲の姿を見て美咲に病院の事を話せずにいた。

晴人と美咲は花火デートを迎えていた。

相変わらず、晴人は人混みを予想出来ず花火を見る場所を探すのに四苦八苦。

なんと、美咲とはぐれてしまうミス!

なんとか合流して美咲に許してもらう晴人。

もうはぐれないようにと晴人ははじめて美咲と手を握ろうとする。

仕事柄、手が荒れる美咲は手が痛んでいるから握り心地が良くないかもと心配するが晴人の最高の一言が美咲を安心させる。

「そんなことないですよ、この手はあなたが毎日頑張っている証じゃないですか」

ちょくちょくかっこいいんですよね、晴人はw

自分の頑張りを素直に認めてもらえて嬉しい美咲。

なにわともあれ、手を繋いだ二人は花火を見る場所を探し始める。

結局、花火はビルの間から見ることになるけど、晴人がまた良いことを言う。

「花火ってどこでみるかじゃなくて、誰と見るかが大事だったんですね」

晴人は美咲とここに至るまで、花火も好きでは無かったと話します。

美咲と来るおかげで晴人の価値観もドンドン変わっているみたいですね。

花火を見ながら、二人ははじめてのキスをした。

一方で、美咲に病院の事について伝えられないままだった貴司。

婚約者の綾乃と結婚式の話をしていた。

しかし、心ここにあらずの貴司。

心配する綾乃。

結局、貴司は綾乃にも美咲の事を相談できないまま、結婚式の延期を承諾してもらう。

貴司は美咲を病院に連れていくことを決心する。

貴司に連れられ、再度大学病院を訪れてた美咲。

遺伝疾患の専門医である神谷から、診断結果が告げられる。

美咲は「早老症(ファストフォワード症候群)」の疑いがあると告げられる。

※「早老症」は実在する症状です。

発症すると、数十倍の速さで老化していく病気であると告げられ困惑する美咲と貴司。

とにかく検査をすることに美咲は決めた。

早老症の事を聞いた美咲は気になって仕方ない。

そんな中、晴人からデートの誘いがあって出掛ける事にする。

二人は海に行くことにした。

デートを楽しむ二人。

晴人は美咲にいきなりプロポーズをする。

突然のプロポーズに嬉しい美咲だが。

早老症の事がひっかり、すぐに返事をする事が出来なかった。

そして、検査の結果。

残念ながら、美咲は早老症であることと診断された。

自分が独立する夢や、仕事がもう出来なくなる悲しみと悔しさ。

仕事を休んだ美咲は、以前教えられていた晴人のアパートに向かった。

突然の訪問でやはり晴人は仕事でいなかった。

しばらく待つと晴人が帰ってきた。

どうしたのと心配そうな晴人。

とにかく部屋にあがった美咲。

部屋は意外にもわりと片付けられていた。

美咲は晴人のカメラを手に取る。

晴人は美咲に写真を撮ってみるかと持ちかける。

美咲は晴人の誘いに乗って、写真を撮ってみることにする。

公園で晴人に教えられながら写真を撮る美咲。

写真を撮る事が楽しくなっていた。

フィルムはあと1枚になって、晴人は一緒に撮らないかと誘うが美咲は晴人を勝手に撮ってしまう。

複雑な気持ちが、今の自分を撮ることを拒否してしまった。

先日のプロポーズの事を話題に出す美咲だが、被せるように晴人は早すぎたと言ってしまう。

素直に返事が出来なかった事を後悔する美咲。

その夜、二人は結ばれた。

しかし、朝、美咲は晴人に何も言わずアパートを去る。

晴人の前から姿を消す事を決めて。。。

■第3話 秋

晴人はなんとか美咲と連絡を取ろうとするが電話もつながらない。

メッセージも帰ってこない。

美咲の実家を訪ねるも会えない、美容室にも突然辞めつると連絡していらい音沙汰がない。

途方に暮れていると美咲から電話が入った。

「元カレとヨリを戻した」

そう言われても納得いかず食い下がる晴人。

しかし、「もう私のことは忘れてと」一方的に拒絶される。

一方的に振られたと思っている晴人は仕事でもミスを連発してしまう。

これまでよりも厳しく注意されてしまう晴人。

失恋のショックを仕事にまで持ち込んではいけないと反省する。

仕事にも熱心になった晴人は、「自分が撮りたい写真」について悩むようになる。

そんな時、先輩である真琴に写真を撮りに行こうと誘われる。

写真を撮りに行ったのは高尾山。

悩みは優秀な真琴にもある、もっと悩んできっと「自分の撮りたい写真」を見つけようと思う晴人。

高尾山から下山途中、秋に咲く桜に出会う晴人。

桜をみて美咲を思い出すが、吹っ切るように美咲の連絡先を削除した。

晴人の前から姿を消した美咲。

晴人への最後の電話は担当医の神谷に頼んで話を合わせてもらっていた。

美咲は毎日、朝、鏡をみて自分が老いていないか確認し安心することが日課になっていた。

自分が老いることへの恐怖は確実に美咲を蝕んでいた。

父と母の命日、美咲は貴司とお墓参りに来ていた。

普通の体に産んでくれなかった事をお墓の前で考えてしまう美咲は自分への罪悪感も募らせていく。

貴司は弱気になった美咲を励ますため、自分がなんとかすると美咲に言う。

貴司は美咲の老化を少しでも遅らせるため必死だった。

民間療法を調べると、それらしいところがありすぐに美咲を連れて行く。

その治療法は高額な上、効果が無かった。

医療費が高騰していくなか、綾乃と貴司は治療について言い合いをしてしまう。

美咲の病気は周りにも確実に影響を及ぼし始めていた。

結局、その民間療法を行っていた病院は詐欺で、医師は逮捕され病院は閉院となる。

無力感から弱気になった貴司を今後は美咲が励ました。

「病は気から、病気なんかに負けない!」

そんな美咲の空元気が、貴司にはとても辛かった。

秋は深まり、美咲はとうとう入院してしまう。

そして、老いも急速に進行しはじめていた。

髪は白髪になり、手は皺だらけ。

筋肉は衰え、歩くのも困難になっていた。

外見の老いが美咲の心をボロボロにしていく。

周りの同世代への妬み、貴司の婚約者で、自分にとっての姉のような存在でもある綾乃にも不快感を隠せなくなって来ていた。

そのことがさらに美咲を苦しめていた。

退院の日、美咲は綾乃に頼んで車で晴人の働く写真事務所に向かってた。

車から晴人眺める美咲。

もう彼の隣に並べないと涙を流す。

家に帰ってきた美咲。

家には介護ベッドが用意されていた。

兄に介護されながら、ほんとに老人介護をされているようだと貴司に言う。

綾乃にもこれ以上嫌いになりたくないから来ないでと話す。

綾乃は美咲と「また、必ず会おうね」と約束して部屋を出る。

これまで、病気が原因で発せられる美咲の嫌味にも笑顔で返せていた綾乃だが、もう涙が我慢出来なかった。

美咲はずっと大事に持っていた、晴人からのプレゼント。

桜色のシザーケース。

それをゴミ箱にそっと捨てた。

美咲はその時、世界と自分を繋ぐものがなくなったように感じていた。

捨てられたシザーケースを見て貴司はほんとにいいのかと美咲に問う。

もういいと美咲。

貴司は美咲の言葉に従った。

季節は進んで、12月。

美咲は貴司から桜色のニット帽をもらう。

桜色のものを見て、やはり晴人の事を思い出す。

晴人が「桜が嫌い、すぐに散ってしまって寂しいから」と言っていたことを思い出す。

今の美咲はその言葉に強く共感を覚えた。

散りたくなんて無い。

その気持ちが強くなっていく美咲。

外には雪が降り始めていた。

■第4章 冬

病状が進む中、貴司はついに我慢できず晴人に会いに行く。

晴人は貴司から、美咲の病気について聞くとこれまでの事を察した。

美咲の願いで顔を合わせる事は出来なかったが、晴人は毎日美咲を訪ねるていた。

これまでの思い出と、これからの話し。

美咲は襖ごしの晴人の声を聞く度に胸に光が指す気分だった。

年が明けて、美咲はついに再度の入院を余儀なくされる。

自分の老いたところ見られたくない思いから、美咲は晴人のお見舞いを頑なに拒んだ。

しかし、晴人が訪ねてくれる事をなにより希望にしていた美咲は退院を希望する。

一方で、美咲の入院を聞いた晴人。

お見舞いにも行けないが、美咲の残された時間が長くないことを感じる。

自分になにが出来るか。

考えた晴人は、同じ事務所の高梨の写真展に自分の写真を出して欲しいとお願いする。

ただならぬ熱意を感じた高梨は、写真次第で写真展に晴人の写真を展示する事を約束する。

そして、晴人の想いがのった写真は写真展に展示されることになった。

晴人は美咲とのかつての約束を果たすため、美咲を写真展に招待した。

「いつか自分の写真を見て欲しい」

写真展に招待された美咲は、その約束を果たしたいと思っていた。

しかし、老いた自分を見せたくない気持ちが写真展に行くことを躊躇させていた。

それでも、貴司の言葉で写真展に行く決意をする。

思い通り動かぬ足でなんとか写真展に辿り着いた美咲。

「変わらないもの」

そう付けられたタイトルの写真たち。

それは、二人でみた桜、二人でいったレストラン、二人が出会った美容室など。

これまでの二人の思い出の場所ばかりの写真たちだった。

どうしても、晴人に会いたくなった美咲。

会場のスタッフに晴人の居場所を聞くがどうやらすれ違いになった。

写真展をあとにし、美咲は晴人を探しに行く。

晴人は、美咲を写真展に連れて行こうと美咲の実家を訪れていた。

貴司に写真展に行ったと聞いた晴人は急いで美咲を探しに行く。

そして、美咲は交差点で息を切らす晴人を見つける。

その時、桜色のニット帽が風にさらわれる。

落ちたニット帽を拾う晴人。

笑顔でお礼を言う美咲。

しかし、

晴人は美咲に気付くことは無かった。

美咲はショックを受けるが、どこか安心し笑顔で晴人に再度、ありがとうと笑顔で言って去っていく晴人を見ていた。

その数日後、美咲は静かに息を引き取った。

葬式は行われず、火葬場には貴司と綾乃だけだった。

遺品を整理していた貴司は、晴人宛ての手紙を見つける。

貴司は晴人を呼び出し、美咲の死を告げる。

貴司に呼び出された晴人。

美咲の死が信じれない晴人、貴司から手紙を受け取る。

晴人は美咲の部屋を見ていた。

そこに桜色のニット帽を見つける。

あの日、自分は美咲に気付けなかったことを知って晴人は激しい後悔で涙する。

■第5章 新しい季節

最後に美咲に気付けなかった罪悪感から、仕事も辞め廃人の生活を送る晴人。

美咲からの手紙は読めないでいた。

廃人生活の中で、人間がいかに生を欲するか。

自分の細胞が一秒ずつドンドン衰えていっている事を考える。

美咲の恐怖を思いながら、やはり美咲の言葉に救われた晴人。

何週間かぶりに、シャワーを浴びた。

そんな時、事務所で一緒だった高梨が訪ねる。

落ち込む晴人に「写真をやめるんじゃねぇ」と言われる。

美咲を失った晴人は写真を撮る資格がないと思っていた。

後日、高梨に言われ、きちんと事務所に謝りに行く晴人。

事務所のリーダー、澤井に写真展に出した写真について感想をもらう。

晴人は写真を撮ろうと思えたようだった。

さらに後日、事務所の先輩の真琴の見送りに行く晴人。

真琴に「自分の撮りたい写真」について話す晴人。

晴人は美咲が喜ぶ写真を取り続けたいと真琴に話す。

帰宅した晴人は、ようやく美咲からの最後の手紙を読むことにした。

手紙には、感謝と勇気と暖かさが詰まっていた。

4月になって桜の季節。

晴人は、美咲と見た桜並木に来ていた。

晴人は写真は撮った。

隣にいた彼女を想いながら。

「桜のような僕の恋人」を読みを終えた感想

4月1日に読み終わったのですが。

2017年で一番ウルッとした作品でした。

季節の前半、春と夏は主人公の晴人の真っ直ぐさ、彼女を思う可愛さがとにかく素敵でした。

ヒロインの美咲も、恋に悩む女の子の心情が赤裸々で楽しいラブ・ストーリーだなと思っていました。

しかし、美咲が「早老症」と分かってから、物語は一気に変わりました。

老いに心も体も侵されてゆく美咲。

その過程で描かれた兄妹愛に瞳が湿りっぱなしでした。

老いはさらに進み、美咲の晴人に会いたくても会えない思いが、文章からもヒシヒシと伝わってきました。

ずっと願っていた晴人との再会。

そして、信じられないほど残酷な二人の最後の出会い。

悲し目のエンディングですが、それがこの作品を特別なものにしてくれていると思います。

数年間の内に、映像化される予感大!作品です。

それでは失礼しますm(__)m

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