【感想・ネタバレ】天久鷹央の推理カルテⅢ~密室のパラノイア~ 作:知念実希人

密室殺人。犯人は、病気(アイツ)だ

 

呪いの動画によって自殺を図った女子高生。

 

男性に触れられた瞬間、肌に異常をきたす女性。

 

そして、密室で溺死した病院理事長の息子・・・。

 

常識亭な診断や捜査では決して真相にたどり着けない不可解な事件。

 

解決できるのは、怜悧な頭脳と厖大な知識を持つ変人女医・天久鷹央、ただ一人。

 

日常に潜む驚くべき”病”と事件の繋がりを解明する、新感覚メディカル・ミステリー第3弾。

 

以下、ネタバレ含みます。

 

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「天久鷹央の推理カルテⅢ~密室のパラノイア~」のストーリー(ネタバレ含)

■Karte.01 閃光の中へ

 

双子の姉妹、木村真冬と木村真夏

 

推薦入試で進路が決定している姉の真夏、対して進路も未定で目標校への合格の為、勉強を頑張っている真冬。

 

電車の待ち時間に妹の真冬に、巷で噂になっている「呪いの動画」を見せる真夏。

 

すると、真冬はフラフラと歩き出し線路に落ちてしまう。

 

ようやく我に戻った真冬は近づいてくる電車にただただ怯えるしか無かった。

 

 

 

天医会総合病院に搬送された真冬。

 

「呪いの動画」を見て搬送されたと噂を聞いて興味を持つ鷹央だが、自殺未遂を診断されてしまったせいで、真冬は精神科に入院していた。

 

精神科には、鷹央が研修医の時に指導医だった墨田淳子が部長をしていた。

 

研修医時代に、墨田に恥をかかせたせいで精神科の病棟には自由に出入りできない。

 

 

 

真冬が自殺未遂と決めつける墨田に反発する、姉の真夏の協力を得て、鷹央は事件の真相を掴む。

 

真冬と真夏、姉妹の母、墨田が揃う中真相は明かされる。

 

 

 

事件が終わり、夜、小鳥遊は家に帰ってメールを開くと派遣元である純正医大総合病院からのメールだった。

 

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■Karte.02 拒絶する肌

 

天医会総合病院の精神科、墨田淳子は「男性恐怖症」だという岡崎雅恵を診断していた。

 

墨田は雅恵の症状の重度を調べるため、研修医の鴻ノ池に男性の研修医を連れてこさせる。

 

研修医と雅恵は試しに握手するも特に発作などは起きなかった。

 

しかし、しばらくすると雅恵の握手した手には蕁麻疹が発生していた。

 

 

 

鷹央と小鳥遊の統括診断部に、今度は墨田から正式に依頼があった。

 

問題の雅恵の診断に訪れる鷹央と小鳥遊。

 

しかし、墨田の蕁麻疹への焦った処置のせいで、症状は消え去り何もわからない状態になっていた。

 

何もしないのも勿体無いと言い出す鷹央は、小鳥遊に雅恵に接触するよう命令する。

 

雅恵の了承を得て、雅恵の手の甲を少し触れるも、今度は何も起きなかった。

 

 

 

後日、採血に訪れた小鳥遊。

 

そこには雅恵の恋人である川﨑修次が来ていた。

 

雅恵に触れる川﨑。

 

すると、また雅恵は全身に蕁麻疹が発生し、アナフィラキシーを起こしてしまう。

 

混乱する現場を鷹央が収める。

 

雅恵の蕁麻疹の原因は「男性恐怖症」では無かった。

 

原因は医療用手袋などに使われる「アレ」だった。

 

 

雅恵の件が一段落して、帰宅しようとする小鳥遊。

 

そこに純正医大総合病院からの電話が。

 

小鳥遊の派遣が予定より早くあと1ヶ月で打ち切られるという事が正式決定した電話だった。

 

それを伝えるため、鷹央の姉の真鶴ととも鷹央の”家”に戻る。

 

その事を聞いた鷹央は激しく動揺してしまう。

 

■Karte.03 天使が舞い降りる夜

 

桑田総合病院の理事長、桑田隆一郎

 

弟の桑田浩二郎とともに自分の書斎に走っていた。

 

走りながら不調を覚える隆一郎。

 

そして辿り着いた書斎には、勘当した長男の桑田大樹”密室で””溺死”していた。

 

 

舞台は再び、天医会総合病院。

 

鷹央は小鳥遊を統括診断部に留めるために考えを巡らせていた。

 

その結果、小鳥遊が純正医大に戻される原因である桑田清司に行き着く。

 

その清司は純正医大の医師だが、桑田家の事件の容疑者の最有力候補として疑われていた。

 

清司を事件から開放するため、事件の謎そのものを解決しようと介入する鷹央。

 

 

 

事件の背景、一家の各人の隠された真実を暴いていく鷹央。

 

しかし、肝心の”密室”と”溺死”の謎が解けないまま時間が過ぎていく。

 

もう諦めたその時、小鳥遊の話からついに事件の真相に辿り着いた鷹央。

 

”殺人事件”などそもそも起こってすらいなかった。

 

■エピローグ

 

事件が完全に解決されて、桑田清司の潔白が証明されたことで小鳥遊の異動は無くなった。

 

二人の統括診断部のドタバタはまだまだ続きそうだった。

 

「天久鷹央の推理カルテⅢ~密室のパラノイア~」を読みを終えた感想

 

ちらつく小鳥遊との別れ。

 

それを阻止しよと鷹央は積極的に動いていました。

 

小鳥遊を必要としている鷹央。

 

鷹央の元にあって着実に成長している小鳥遊。

 

それらが強調されるように描かれたシリーズ第3弾でした!!

 

それでは失礼しますm(__)m

 


シリーズ第1弾「天久鷹央の推理カルテ」の感想ページはこちら!!

 


シリーズ第2弾「天久鷹央の推理カルテⅡ~ファントムの病棟~」の感想ページはこちら!!


シリーズ第4弾「スフィアの死天使~天久鷹央の事件カルテ~」の感想ページはこちら!!

 


シリーズ第5弾「天久鷹央の推理カルテⅣ~悲恋のシンドローム~」の感想ページはこちら!!

 


シリーズ第6弾「幻影の手術室~天久鷹央の事件カルテ~」の感想ページはこちら!!

 


シリーズ第7弾「天久鷹央の推理カルテⅤ~神秘のセラピスト~」の感想ページはこちら!

 

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