【感想・ネタバレ】天久鷹央の推理カルテⅣ~悲恋のシンドローム~ 作:知念実希人

小鳥。この事件は、お前が解決するんだ。

 

天医会総合病院の看護師、相馬若菜から友人の殺害事件について相談を受けた天久鷹央と小鳥遊優。

 

喜び勇んで謎の解明にあたる鷹央だったが、その過程で”事件から手を引く”と宣言する。

 

なぜ、彼女ではこの謎を解けないのか。

 

そして、死の現場から”瞬間移動”した遺体に隠された真実とはー。

 

驚きのどんでん返しと胸を打つクライマックスが待つ、メディカル・ミステリー第4弾。

 

以下、ネタバレ含みます。

 

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「天久鷹央の推理カルテⅣ~悲恋のシンドローム~」のストーリー(ネタバレ含)

■Karte.01 迷い込んだ呪い

 

自宅で強い腹痛を感じた後に喀血してしまう大山秋恵

 

近頃、誰かと付き合う度に強い腹痛と喀血と繰り返してきた彼女。

 

彼女はとある理由から天医会総合病院を受診した。

 

 

 

秋恵の身体から異常が似られない、さらに秋恵は自身に起きる症状は「呪い」が原因だと話していることから統括診断部の鷹央と小鳥遊のとこに回される。

 

「呪い」という言葉を聞いて興味を持つ鷹央。

 

話を聞くと、どうやら秋恵には川内恭介という恋人がいたらしい。

 

しかし、川内恭介は仕事で抑うつ状態だった。

 

そうと気付かずに彼を否定してしまい、その後川内恭介は自殺してしまった。

 

そうした事情から、彼以降に付き合おうとする度、腹痛と喀血が繰り返される事が「呪い」だと思ってしまったようだ。

 

秋恵が天医会総合病院を受診したのは、自身の身に起こる症状を医学的に診断出来ないことを確認しにきた。

 

どうやら、秋恵は佐山香織という自称霊能力者にお祓いをしてもらおうか迷っていた。

 

そのお祓いには300万かかるとう話を聞いて、小鳥遊と鷹央はその佐山香織と相対する事にする。

 

 

 

秋恵のマンションで佐山香織と対峙する鷹央と小鳥遊。

 

佐山香織は確かに、会ったことも話したこともない二人の事を次々に当てていく。

 

その途中、秋恵は再び喀血を起こし、天医会総合病院に緊急搬送される。

 

 

 

秋恵はすがる思いから、一時帰宅の際に佐山香織にお祓いをしてもらうことを決意しる。

 

秋恵の一時帰宅の許可の代わりに再び、佐山香織と相対する鷹央と小鳥遊。

 

今度こそ、佐山香織を詐欺師だと証明する鷹央。

 

そして、秋恵の症状にも同時に診断を付ける。

 

秋恵の症状は、あくまで女性特有の・・・だったのだ。

 

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■Karte.02 ゴミに眠る宝

 

沼田伸行は今日も「お宝」を求めてゴミ漁り。

 

近づくパトカーの音。沼田はそれを聞いて逃げ出した。

 

 

 

天医会総合病院統括診断部に「事件の相談」で訪れていたのは堺佐恵子

 

アパートの大家である彼女は、「ゴミ屋敷」で住む沼田とトラブルのあった住人市ノ瀬が失踪した事を殺人事件だと思い相談してきた。

 

殺人事件といキーワードが鷹央の興味を湧きたて、鷹央と小鳥遊は事件に首を突っ込む。

 

 

 

実際にゴミ屋敷である沼田の部屋を訪れる二人。

 

大家である堺は彼とトラブルを避けるため同行しなかった。

 

部屋の外にも漏れる臭気。

 

部屋の中はさらにまさにゴミ屋敷そのものだった。

 

短い時間だったが、鷹央は沼田の部屋でなにかあった事を確信する。

 

部屋を見張るため、成瀬刑事を呼び出す。

 

彼に被害者である市ノ瀬の部屋を説明しようとしたその時、部屋から失踪していた市ノ瀬が現れる。

 

その自分は確かに市ノ瀬本人だという事で混乱する鷹央、小鳥遊、堺。

 

呆れる成瀬刑事。

 

しかし、突然市ノ瀬が現れた事で事件は一気に解決に向かう。

 

 

 

事件の裏側には大きな闇が潜んでいた。

 

市ノ瀬はどこで何をしていたのか?

 

沼田はなぜ、ゴミ漁りをしていたのか?

 

事件は予想外の結末を迎える。

 

 

■Karte.03 瞬間移動した女

 

鷹央と小鳥遊に相談を持ちかけてきたのは、天医会総合病院に勤めるナース、相馬若菜

 

近頃、小鳥遊が気になっている女性だ。

 

1ヶ月ほど前、女性の殺人事件が起こった。

 

その被害者が若菜の友人である、関原桜子だった。

 

事件現場は関原の自宅マンションなのに、発見されたのは10キロも離れた海岸のテトラポットだったことから遺体が”瞬間移動”したと警察が言っていたという。

 

遺体の瞬間移動の謎を解明するため、鷹央と小鳥遊はまたまた事件に首を突っ込むのだった。

 

 

 

事件の解明は順調に進む。

 

確信犯で警察に連行され、警察内部の協力者から情報を引き出したり。

 

事件の”第2の現場”も発見し、さらに関原桜子を死に追いやった犯人も見つけ出す。

 

しかし、事件の”解決”には至らない。

 

関原桜子と彼女の部屋で争ったと思われる人物にいつまでも行き当たらないからだった。

 

そんな中、鷹央は小鳥遊を呼び出し、事件の”解決”を命令し自分は事件から手を引く。

 

鷹央の意図を察した小鳥遊。

 

事件の真相は小鳥遊によって明かされた。

 

■エピローグ

 

 

事件の解決を報告に来た小鳥遊。

 

普段は規則正しい生活を絶対に崩さない鷹央だが、小鳥遊の報告を待っていた。

 

気分の落ち込んでいた小鳥遊だが、今回は鷹央とそして鴻ノ池に救われるのだった。

 

 

「天久鷹央の推理カルテⅣ~悲恋のシンドローム~」を読みを終えた感想

 

今作はどんでん返しが多かったですね。

 

”瞬間移動した女”の真相は表紙カバーがヒントになっていますね。

 

今回は大活躍だった小鳥先生。

 

診断力も上がっているし、肉弾戦での活躍も目立ちはじめました。

 

次作も楽しみです♪

 

それでは失礼しますm(__)m

 

シリーズ第1弾「天久鷹央の推理カルテ」の感想ページはこちら!!

 

シリーズ第2弾「天久鷹央の推理カルテ~ファントムの病棟~」の感想ページはこちら!!

 

シリーズ第3弾「天久鷹央の推理カルテ~密室のパラノイア~」の感想ページはこちら!!

 

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