【感想(ネタバレ有)・ストーリー】君を一人しないための歌 作:佐藤青南

彼女のあの一言が退屈な僕の毎日を変えた。

中三の夏、全国出場をかけた吹奏楽コンクールで大失敗を犯したことをきっかけに、ドラム演奏をやめた僕ー

高校入学から一ヶ月が過ぎたある日。

七海という見知らぬ女子生徒に強引に誘われ、バンド活動を始めるかと思いきや、ギタリストが見つからない!

メンバー募集をかけるが、やってくる人は問題児ばかりで・・・

なぜかバンドをすぐにやめてしまう!?

いつになったら演奏できるのか?

往年のロックの名曲も謎にからむ日常ミステリーの新定番、爆誕!

以下、ネタバレ含みます。

 

「君を一人にしないための歌」のストーリー(ネタバレ含)

■プロローグ

私立目蒲学園高校の一年生、森尊(もりたかし)は、中学時代最後のブラスバンドのコンクールで起こした悪夢を見ていた。

そして悪夢から目を覚ますと、そこには見知らぬ少女がいた。

少女の名前は七海

七海から「バンドメンバーに選ばれた」と言われた時から尊の本当の高校生活がスタートした。

■Track.1

七海の強引な勧誘によりバンドに参加した尊。

ボーカルリーダーの七海、ベースの尾形凛、ドラムの尊の三人はギターメンバーを募集し始める。

最初の希望者は宮前匠音。

技術的には何の問題もなさそうではあったが、七海は匠音の前のバンドからの離脱理由を理由に加入を渋る。

すると、匠音は前バンドからの連絡も無視して、一方的に辞めていた。

匠音にも理由はあるのだが・・・

七海たちは匠音の勘違いを正すため、とある少女の恋を応援するためお節介に動き回る。

結局、匠音はバンドには加入せず元のバンドに戻る。

七海たちのメンバー探しはまだまだ続く。。。

■Track.2

次なる希望者は志度直康

尊の昔からしる同級生だった。

見た目はパンクロッカーな志度。

それらしい事を話す志度に七海はすぐにバンド加入を認める。

しかし、志度が昔はパソコン部に所属していてまるで楽器など演奏したことが無いことを知る尊は志度の熱意に懐疑的だった。

そして、バンド加入して1日で志度はバンドを抜けてしまう。。。

志度に理由を問いただすと、練習していると「苦しい、助けて」という不気味な声が聞こえるという。

とりあえずその言い分を信じて、志度とともに原因を探る三人。

不気味な声の正体は誰かの録音した音声ファイルだった。

嫌がらせに心当たりのない志度だが、犯人は志度に近い人だった。。。

■Track.3

3人目の希望者は27歳と高1の三人からすればかなり年上の森さん

なぜ、高校生のバンドに参加するのか不可解に思っていた尊。

とりあえず一回音合わせをしようとスタジオを入っていた。

しかし、森さんはアンプの設定ばかりを気にして中々弾こうしない。

ようやく演奏しようとした時、トイレに行って、そして戻ってこなかった。。。

どうやらメンバー募集しているバンドに全て声をかけては逃げてを繰り返しているようだった。

三人は森さんのもとに行って理由を問いただす。

森さんは大事なオーディションで大失敗をしてしまい、その経験から人の目があると指が動かない症状を抱えていた。

そんな森さんに単純なアドバイスを送る三人。

森さんは違った形ではあるが、またギターを弾けるようになった。

森さんのギターの腕前はハンパなかった。。。

■Track.4

四人目の希望者は42歳の看護師さん、栄村由布子

25年もの間楽器に触らず、しかも高校生しかいないバンドになぜ参加するのか気になった三人。

どうやら栄村さんには娘がいるらしい。

しかし娘さんは浮気して離婚した元旦那についていってしまった。

なぜ、娘が自分ではなく元夫についていったのか少しでも知りたいと由布子はおもったのだった。

由布子の娘の名前は宇藤美奈

その少女は凛の中学時代の友人だった。

語られる凛の過去。

少しずつ明かされる三人が集まった理由。

凛は勇気を出して過去を乗り越える。

三人の関係がより強固になった。

もちろんまたメンバーは決まらない。。。

■Track.5

三人はバンド名で揉めていた。

そんな時、一人の少女がバンド加入を希望してきた。

倉戸絵里、確かな技術と知識を持った彼女だが本当の目的は尊の引き抜きだった。。。

特に際立った技量を持っていない尊を引き抜く事に疑問を覚えた尊は、実は持ち前の推理力で真相に辿り着く。

人気バンドメンバーのリョウ、そして倉戸絵里、七海。

尊はリョウの話から七海の過去を聞く。

尊は七海と凛を呼び出す。

尊はまず、自分が他のバンドに誘われて即断出来なかった事を詫た。

そして七海の口から七海がバンドを始めた事情が語られる。

3人はその日、本当のバンドとなった。。。

■エピローグ

三人が集まったのは偶然ではなかった。

きっかけは尊のブラスバンドのコンクールでの大失敗。

尊は落ち込むきっかけでしかなかったが、密かに浮上する決意をした二人がそこにはいた。

「君を一人にしないための歌」を読みを終えた感想

バンド物でどんな歌を唄うのかなと思っていたら一曲も唄いませんでしたw

三人の中ではひどい扱いを受けている尊が一番推理力があるのがギャップがあって面白い!

音楽要素を強めた3人の物語も読んでみたいなと思いました。

それでは失礼しますm(__)m

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