【感想(ネタバレ有)・ストーリー】聖女の毒杯~その可能性はすでに考えた~ 作:井上真偽

進化した「奇蹟の実在」を証明できるのか?

聖女伝説が伝わる地方で結婚式中に発生した、毒殺事件。

それは同じ盃を回し飲みした八人のうち三人(+犬)だけが殺害されるという不可解なものだった。

参列した中国人美女のフーリンと、才気煥発な少年探偵・八ツ星は事件の捜査に乗り出す。

数多の推理と論理的否定の果て、突然、真犯人の名乗りが!?

青髪の探偵・上苙は・・・

 

「聖女の毒杯~その可能性はすでに考えた~」のストーリー(ネタバレ含)

■第一部 婚

中国人の金貸し・フーリンはかつての債務者の山崎の元を訪れる。

山崎に誘われるように地元の権力者の結婚式を見学する。

その地方には独特な文化が残っていた。

地元の人々が「カズミ様」と崇めるその女性はかつて、望まぬ結婚を強いられた。

しかし、カズミ様は嫁入りした先の一族の男性を毒により皆殺しにしてしまう。

そんな伝説が残っていた。

そして結婚式。

盃を交わす両親族。

すると、3人の男性(と犬)が毒殺されてしまう。

そこに居合わせ上苙の元弟子・八ツ星とフーリンは事件の検証を開始する。

しかし、事態を整理していっても一向に真相がわからない。

そうこうしている間に生き残った親族たちがいざこざと仮説の立証を始めてしまう。

八ッ星はこれらを全て否定するが、依然として犯人は分からずじまいだった。

「奇蹟」の文字がちらつく。

一方でフーリンは不穏な雰囲気が漂っていた。。

■第二部 葬

事件から何日かが過ぎた。

フーリンはかつてのボスによって呼び出される。

ボスの周辺人物が亡くなったらしく誰が殺したのか拷問するために呼ばれたのだった。

しかし、フーリンは殺された人物を見て驚愕する。

それは人ですらない、犬。

結婚式の時に殺された犬だったのだ。

ボスのお気に入りを殺した原因を知るフーリンはなんとか自らの危機を回避しよとするが・・・

ボスは事件の容疑者である親族をみな拉致していた。

事件の真相が暴かれれば・・・

幾度の危機を脱しながらも、ここまでかと思った時、青髪の探偵が現れるが・・・

■第三部 悼

上苙によって窮地を脱したフーリン。

上苙とともに訪れた墓地に現れる一人の人物によって事件の真相が明かされる。

上苙はまたしても、奇蹟の証明には失敗するが・・・

「聖女の毒杯~その可能性はすでに考えた~」を読み終えた感想

相変わらずの丁寧な伏線回収。

爽快感のあるストーリー展開。

前作より読みやすくなった気がします。

探偵の優しさに感動!!

それでは失礼しますm(__)m

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