【感想・ざっくりストーリー解説】極楽プリズン 作:木下半太

俺は”一度も”彼女を殺していない。

バツイチの理々子は、路地裏のバーで柴田と名乗る男に声をかけられた。

男は「恋人を殺した無実の罪で投獄されたが、今、脱獄中だ」と打ち明ける。

そして、飲酒OK、ジムやシアタールームまであり、「出入り自由」な刑務所の話を始める。

「死んだ彼女を救うため、脱獄を繰り返す奇妙な男」の真相に近づいたとき、理々子が目にした恐ろしいものとはー?

以下、ネタバレ含みます。

「極楽プリズン」のざっくりストーリー解説

バツイチのキャリアウーマンの理々子は終電を逃したためにとあるバーに寄って時間を潰すことにした。

するとそこに柴田と名乗る金髪の青年に声をかけられる。

ナンパかなにかかと思ったが柴田はどこか不思議な雰囲気を纏っていて、彼の突飛な話に耳を傾けることにした。

なんと柴田は恋人を殺害したという冤罪で無期懲役に処されているにも関わらず脱獄中だというのだ。

無職である。

柴田の恋人である明日香はイラストレーターを目指す女性だった。

少し精神的に脆い面がありながらも、柴田は彼女を愛していた。

しかし、お互いに不安定な収入なために結婚に至っていなかった。

ある日、柴田は明日香に頼まれて買い物に出掛けて帰ってくると、明日香が背中を刃物で刺されて死んでいた。

第一発見者であり、焦って刃物に触れてしまった柴田は明日香の殺人犯として処罰されてしまう。

そして、柴田は南国のリゾートのような監獄、さらに脱獄自由という信じられない監獄に収容される。

そこで出会ったのが老年の親父である小林と若年でパンチパーマのトンボだった。

彼らにこの監獄の説明を受けて、柴田は脱獄を敢行する。

未練のままに明日香と二人で暮らしていたアパートと訪ねると、なぜか明日香は”生きていた”。

どうやら、脱獄すると好きな時間に戻れるようだった。

柴田は今度こそ明日香を死なせないために行動する。

しかし、結局明日香を幸せにすることが出来ないうえに死なせてしまう。

それは何度繰り返しても変わらなかった。

そこまでの話を理々子に話したのだった。

理々子はそこまでの話を聞いて突然違和感を覚える。

明日香を殺したのは誰なのか?

その解答を柴田から聞かされたとき、理々子は驚愕の事実と自らが置かれた恐ろしい状況を把握する。

それでも、理々子という女性の強さは損なわれることは無かった。

「極楽プリズン」を読みを終えた感想

何度繰り返しても、同じ結果を繰り返すタイムリープもの。

最初の最初に張られた伏線の回収の鮮やかさが印象的でした。

それでは失礼しますm(__)m

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