【感想・レビュー】白バイガール 駅伝クライシス 作:佐藤青南

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【白バイガール 駅伝クライシス】の感想・レビュー

■あらすじ

箱根駅伝の1日目の夜、アンカー10区を走る選手の妹である両角麗奈(もろずみれいな)が誘拐される。

一方、白バイ隊員の本田木之美(ほんだこのみ)は年末に起きた殺人事件の捜査にあたっていた。

駅伝先導を勤める同僚で親友の川﨑潤(かわさきじゅん)から麗奈の捜索を依頼される。

なぜ男性は殺されたのか?

麗奈はなぜ誘拐されたのか?

犯人の本当の目的は・・・?

駅伝と事件が同時進行するドキドキハラハラの青春お仕事ミステリー!

■感想・レビュー

人気のお仕事シリーズの第三弾!

主人公の一人、木之美が目標にしていた箱根駅伝の先導と殺人事件の容疑者の追跡を同時に進行させるストーリー。

「白バイ」というスピーディの象徴のような乗り物と同じように、物語もスピーディに、そしてスリリングに進んでいきます。

突然謎の男に拉致される麗奈。

年末に起こったリンチ事件。

主犯である暴走族のリーダーの行方と目的。

暴走族のリーダーの目的と動機がバシバシ明らかになっていく展開と、バイクによる追跡劇の様子は緊張感があって読んでいてドキドキしました。

読んでいて印象に残った言葉が「人を信じる力」という言葉でした。

かつて暴走族だった男が更生できた理由、一匹狼だった潤が変わった理由、事件の解決を決定的にした木之美の行動の源泉などを一気に説明した力強い言葉でした。

物語の結末はハッキリとは描かれていません。

想像すればどうなるかはある程度分かりますが、ぜひハッキリとした結末を読んでみたかったですね。

しかし、読者次第で結末に幅が出る作品も良いとは思います!

とにかく展開も早いので読みやすくて良いです。

■オススメ度

★★☆☆

■こんな人は読んでみて!!

・「お仕事」ものが読みたい方

・「ご当地」ものが読みたい方(本作は神奈川が舞台です!)

・物語の結末が読者の想像に委ねられる作品を読みたい方