【感想・レビュー】自由なサメと人間たちの夢 作:渡辺優

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【自由なサメと人間たちの夢】の感想・レビュー

■あらすじ

自殺願望が強すぎる女性。

事故で片手を失った男。

明晰夢を身に付けようとする青年。

「何か」を求める人々を描いた怒涛の新感覚フィクション短編集!

■感想・レビュー

住野よるさんが強く推薦していたので興味を持ち、購入しました。

短編集で最初の作品は自殺願望が強く、精神病院にあえて入院する女性の話でした。

独特の言葉選びでユーモラスに進む物語ですが、内容自体は危ない内容この上ない。

読み進めると嫌な予感しかしなかったのに、結末は意外なもので、それも無理のない内容でした。

どの1篇をとっても、読者をある方向にグッと偏らせておきながらラストまでにキッチリバランスを取ってしまうという感覚でした。

作品の登場人物はみな「何か」を求めています。

それは愛だったり、力だったり、才能であったり、立ち位置だったりします。

どれも面白く、たまに涙まで誘ってきます。

読んだことを後悔させない1冊だと思いました!

■オススメ度

★★★☆☆

■こんな人は読んでみて!!

・1冊で様々なテーマを扱った作品を読みたい方

・新進気鋭作家の作品を読みたい方