【感想・レビュー】屍人荘の殺人 作:今村昌弘

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【屍人荘の殺人】の感想・レビュー

■あらすじ

ミステリ愛好会の葉村護と会長の明智恭介は映画研究会の夏合宿に参加する。

同じ大学の探偵少女・剣崎比留子と共に紫湛荘を訪ねる。

しかし、合宿初日から想像もしない事態が起こる。

葉村たちと比留子、映画研究会の面々は紫湛荘に立て籠もることになる。

しかしさらに、紫湛荘の中で連続殺人事件が起きてしまう。

果たして葉村たちは無事に生還することが出来るのか?

そして犯人の誰で、目的はなんなのか・・・

■感想・レビュー

作者の今村昌弘は本作で国内のミステリランキングでいきなり3冠を獲得されました。

「21世紀最高の大型新人による、前代未聞のクローズド・サークル」

の触れ込み通り、めちゃくちゃ読むのが楽しかったです!!

物語は大学のキャンパスで始まって、お約束通りに「館」である屍人荘(しじんそう)に舞台を移します。

突然始まるバイオテロ、まさかの登場人物の死。

外をゾンビで囲まれ籠城戦。

その籠城する屍人荘の中で行われる連続殺人はゾンビによるものなのか?人間によるものなのか?

人間にしか出来ないこと、ゾンビにしか出来ないことを絡められて探偵役は苦戦します。

読者にももう何がなんだか分からなくなるのですが、驚くほどスッッッキリ纏めて物語は終わります。

作中では人間の一面しか見ていない事によって生じる誤解に対しての考えが語られるなど、ただのミステリの枠を越えて楽しめる1冊でした。

続編がありそうなのでいつか読めたら嬉しいなと期待しています!!

■オススメ度

★★★★★

■こんな人は読んでみて!!

・圧倒的に面白いミステリを読みたい方

・新しい作家さんを開拓したい方