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【感想・ネタバレ】夜と会う~放課後の僕と廃墟の死神~ 作:蒼月海里

どうかこの夜を恐れないでほしい。

 

親に抑圧されて育った無気力な高校生・有森澪音(れいん)は、喫茶カグヤのマスター・小野寺豪から奇妙な忠告を受けた晩、<夜>と呼ばれる異形が跋扈する廃墟に迷い込んでしまう。

 

そこで澪音は、自分を一方的に知る謎の少年・イザヨイに導かれ、悩みを抱える人のトラウマが具現化した<夜>をなりゆきで退治することになるのだが・・・。

 

優しくて、ちょっぴり切ない青春異界綺譚、ここに開幕。

 

以下、ネタバレ含みます。

 

 

「夜と会う」のざっくりストーリー解説(ネタバレ含)

 

主人公・有森澪音(れいん)は成績優秀、運動神経抜群、容姿端麗と三拍子揃った高校二年生だった。

 

しかし、澪音には自由が無かった。

 

自分の夢である「宇宙飛行士」になるという夢は母に否定され、母の言いなりになって過ごしていた。

 

学校が終わればまっすぐに家に帰らされ、暇させあれば勉強しろと命令されていた。

 

寄り道など、GPSで監視されているため出来ない。

 

時々、夜の世界で何かする夢を見ていたがそれが何かは分からない。

 

鬱屈とした日々。

 

ある日の放課後の帰り道、なぜか道に迷って<喫茶 カグヤ>に迷い込んで物語は始まる。

 

 

 

喫茶店のマスターである小野寺豪。

 

彼と出会った日の夜、澪音は自室で勉強しているとスマホが突然光りだす。

 

なぜか地図アプリが作動していた。

 

案内する場所を確認しようとすると光りに包まれる。

 

気付くとそこは自分の部屋ではないどこかだった。

 

 

 

そこは<夜の世界>

 

そしてそこには人々の絶望から生まれる<夜>と呼ばれる闇がうごめいていた。

 

澪音はその世界で小野寺とイザヨイと名乗る不思議な少年に出会う。

 

 

 

 

 

 

夜の世界は現実の人々の絶望から発生する。

 

澪音はそうして絶望した人々を救う中で、自分の心と向き合うことで何かを見つけられる事を知る。

 

そして、自分がどうして窮屈な毎日を送っているのか。

 

その解決策に気付く。

 

 

 

澪音は長く迷い込んでいた闇から解放されようとしていた。

 

そこに立ちはだかるのは「死神」だった。。。

 

しかし「死神」は人を死に追いやる存在ではなかった。

 

むしろ、誰よりも真剣に人救おうとしていた。

 

「夜と会う」を読みを終えた感想

 

鬱屈とした生活を送る澪音。

 

母親の行き過ぎと思われる束縛。

 

夢を諦めてしまった澪音が、夢を取り戻すお話。

 

結構消化不良気味に物語が閉じてしまうのが残念に思いました。。。

 

それでは失礼しますm(__)m

 


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